韓国旅行の際に知っておきたいのが薬局の利用方法。「ニキビ薬を買いたいけど薬局でどう買えばいいかわからない」、病院やクリニック帰りに「処方箋をもらったけどどうすればいいの?」と、薬局をどのように利用するのか分からないことも多いと思います。そこで今回は韓国の薬局の利用方法や、薬局で使える韓国語フレーズまでご紹介します。

韓国の薬局事情

 

どこにある?

韓国の薬局の数は年々増加しており、コロナ渦以降はさらに増えているそう。総合病院のような大きい病院の近くには必ず薬局が複数あり、街の中にある小さなクリニックの近くにも必ず薬局があります。また、大きな駅には薬局が併設されていることもありますので、電車に乗る際にはぜひチェックしてみてくださいね!

 

どうやって見つければいい?

 

薬局は韓国語で『약국:ヤックッ』となります。この『약:ヤッk』が『薬』という意味になるので、『약국』・『약』の文字が書かれている看板を探せば簡単に見つけることができますよ!また、中には漢字で『薬』と書かれている薬局もあります。

 

営業時間は?

 

街中にある薬局は18時や19時など、早めに閉店するところが多いです。しかし、観光地などでは21時など、比較的遅い時間まで開いているところも◎観光地以外の場所で薬局に行く場合には、朝は7時台から営業しているところも多いので、早めの時間に行くことをおすすめします!また、土日は短時間の営業になる場合が多いので注意が必要です。

 

市販薬も薬局でしか買えない!

 

病院に行くほどではないけど、少し具合が悪い時ってありますよね?そんな時、日本ではドラッグストアで薬を購入することが多いですが、韓国では医薬品は薬剤師さんのみ販売が許可されているので、薬局に行かなければなりません。

 

 

風邪薬・頭痛薬・胃腸薬・酔い止め薬などの基本的な薬は全て薬局で販売されています。韓国の薬局も日本と同様に必ず薬剤師さんがいますので、薬剤師さんに症状を伝えれば、それに合った薬を選んでくれます。その後、そのままお会計を済ませば完了です。

 

 

一般的な薬以外にも絆創膏や包帯、湿布、ニキビ薬なども売っています。特に韓国のニキビ薬は日本人にも人気があります。このような商品の場合は店内に陳列されていることが多いので、商品を自分で選んで薬剤師さんのところへ持っていけばOKです。

 

薬局でよく使われる韓国語

1. 薬剤師さんが使う言葉

 

・「증상이 어떻게 되요?(チュnサnイ オットケ テヨ?)」

→「どんな症状ですか?」

 

・「먹는 약이 있어요?(モkヌン ヤギ イッソヨ?)」

→「飲んでいる薬はありますか?」

 

・「식전/식후의 드세요.(シッkチョン/シックエ トゥセヨ)」

→「食前/食後に飲んでください」

 

・「하루의 한번/두번/세번 드세요.(ハルエ ハンボン/トゥボン/セボン トゥセヨ)」

→「一日に 1回/2回/3回 飲んでください」

 

2. 症状や要望を伝える時に使う韓国語

 

・「감기약/위장약/멀미약/기침약을 주세요.(カmギヤグ/ウィジャンヤッ/モルミヤッ/キチmヤッ ウr チュセヨ)」

→「風邪薬/胃腸薬/酔い止め薬/咳止め薬をください」

 

・「머리가 /목이 아파요.(モリガ/モギ アッパヨ)」

→「頭/喉が痛いです」

 

・「열이 있어요.(ヨリ イッソヨ)」

→「熱があります」

 

・「기침/콧물이 나요.(キチミ/コッムリ ナヨ)」

→「咳/鼻水が出ます」

 

・「얼마예요?(オルマエヨ?)」

→「いくらですか?」

 

病院帰りに薬をもらうときは…?

 

留学など長期で滞在しているときには病院にかかることもありますよね。病院で薬を処方された場合は日本と同様、『処方箋』をもらいます。病院内ではなく薬局で受け取るように言われることも多いので、その場合は薬局で『処方箋』を渡せば薬を用意してくれますよ。

 

 

病院の近くには必ず薬局があり、その病院に合わせた薬を扱っていることが多いので(あまり使われない薬は薬局によっては用意していない場合も)、病院の近くの薬局を利用することをおすすめします◎

薬の準備が出来るまで薬局内で待機し、薬剤師さんに呼ばれたら処方の注意点の説明を受けます。その後、お会計を済ませれば薬を受け取ることができます。日本の薬局と似た順序で進んでいきますのでご心配なく!

 

まとめ

いかがでしたでか?韓国の薬局事情や利用方法についてご紹介しました。旅行中や留学中、突然の体調不良や怪我で利用する場面がありそうな韓国の薬局事情は知っておくと安心です。旅行や留学を控えている方は是非参考にしてください。