カフェ大国・韓国にはコーヒーショップが非常に多く、旅行の際に気軽に利用できる頼もしい存在です。数あるコーヒーショップの中でも最近はビッグサイズのお店が大人気。今回はビッグサイズのコーヒーチェーン店を厳選して紹介します♪
1.빽다방(ペクダパン)
韓国で最も有名な料理研究家として知られるペク・ジョンウォンが始めたコーヒー店。ペク・ジョンウォンは日本の新大久保や道頓堀にある『香港飯店0410』の創業者でもあり、現在は中華・洋食・日本食など様々なジャンルの飲食店を経営す敏腕社長でもあります。
そんなペク・ジョンウォンが「高品質かつ低価格で大容量のドリンクを提供できないだろうか?」とスタートしたのが『빽다방(ペクダパン)』。現在では韓国国内で1,647店舗(2024年8月時点)を展開しています。
お店によって韓国語表記の『빽다방(ペクダパン)』、英語表記の『PAIK’S COFFEE』がありますが、看板にあるペク・ジョンウォンのイラストが目印です。
☆オススメドリンク
①オリジナルミックスコーヒー(원조커피:ウォンジョコピ)
HOT(473ml)・ICE(710ml):2,500ウォン
甘さが特徴のコーヒーで、ペクダパンの代表的なドリンク。韓国の方は仕事が忙しい時など、「とりあえず甘い飲み物が欲しい!!」という時に飲むことが多いです。アイスは710ml、ホットも473mlとビッグサイズです。
②ミスカル(미숫가루)
ICEのみ(710ml):2,700ウォン
ミックスコーヒーと見た目は似ていますが、こちらはコーヒーではありません。『ミスカル』は韓国の伝統的な飲み物の1つで、日本の『きなこ』のような香ばしさがあるのが特徴です。美容と健康にも良いとされているんですよ!
2.COMPOSE COFFEE(コンポーズコーヒー)
2014年に釜山から始まったCOMPOSE COFFEEは現在、韓国全国内に約2,479店舗(2024年8月時点)を構えています。比較的小規模の店舗が多く、仕事前や昼食後などにテイクアウトで購入する人が多いコーヒーショップです。
現在、BTSのVがイメージモデルを務めており、カップホルダーや店舗のいたるところでVを発見することが出来ますよ。基本的に容量は591mlとなっていますが、アイスアメリカーノはさらに大きなサイズ(946ml)も展開しています♪
☆オススメドリンク
①アインシュペナーラテ(아인슈페너라떼)
ICEのみ(591ml):4,200ウォン
ラテの上に滑らかなクリームとココアパウダーをのせた一品。混ぜて飲むと一気にまろやかな味わいになりますよ。
②パッチョルミミルクシェイク(팥절미밀크쉐이크)
ICEのみ(591ml):4,500ウォン
こちらは小豆ときな粉餅がトッピングされたミルクシェイク。COMPOSE COFFEEのミルクシェイクには『SANGHA FARM』という牧場のミルクを使用していてどれも絶品です。
3. banapresso(バナプレッソ)
2017年、ソウルで1号店をオープンした比較的新しいコーヒーショップです。本社が江南(カンナム)地区にあるため、店舗もカンナム周辺に多く展開されています。現在はソウル中心ですが、今後は地方展開も始めるそう。
ウサギがモチーフのオリジナルキャラクターがあり、他のコーヒーショップに比べて可愛らしさを前面に押し出しています。
☆オススメドリンク
①クリーミーラテ(크리미라떼)
ICEのみ(650ml):3,200ウォン
『banapresso』の定番商品で人気の一品。コーヒーに滑らかで甘いクリームが加わり、深い風味を感じられます。「カフェラテよりも甘いものが飲みたい!」という時にオススメです!650mlなので、思う存分美味しさを楽しめます。
②バナリカーノ(바나리카노)
ICEのみ(940ml):4,600ウォン
『banapresso』の代表的なアメリカーノの大容量バージョン。元々650mlが基本サイズですが、こちらは驚きの940ml!「この量でこの値段は安い!」と、韓国の方たちに大人気の一品です。
まとめ
いかがでしたか?韓国で主流になりつつある、安くてビッグサイズのコーヒーチェーン店をご紹介しました。暑い季節の観光には大容量のドリンクが強い味方です。メニューもたくさんあって楽しめるので気になった方はチェックしてみてくださいね!