2024年もあと少しで終わり…。年末年始のお休みには韓国旅行を予定している人も多いのでは?韓国では旧正月(ソルラル)を祝う国ですが、年末年始はどんな様子なのか気になるところ。そこで今回は年末年始の街の様子や気を付けたい点など、この時期の韓国旅行で知っておきたい情報をお届けします♪

 

韓国はお正月が2回くる?

 

韓国と日本ではお正月の時期が異なることをご存じでしょうか?日常生活は韓国も日本と同じく新暦ですが、お正月やお盆などは旧暦を採用しています。韓国のお正月は『설날(ソルラル):旧正月』と呼ばれ、陰暦のため毎年変動しますが、だいたい1月下旬から2月中旬の間で3日程度の連休になることが多いです。とは言っても新暦の元日も祝日となるため、街中は新年のお祝いムード。そんな韓国の年末年始の様子をご紹介します。

 

韓国の年末年始の雰囲気は?

 

先述の通り、韓国はお正月連休の時期が日本と違うため、年末年始も基本的には普段と変わりありません。会社員も12月31日まで出勤しており、お店も通常営業。基本的には他の期間と同じように旅行ができるでしょう◎ただし、大晦日の夜から元日にかけては街中が賑やかに!

1. 食堂・レストランが混雑しやすい!

 

年末は日本と同様、韓国でも忘年会シーズン。そのため、いつにも増してレストランや食堂などが混雑していることが多いです。特に忘年会で来店するグループは大人数の場合が多いので、普段よりも満席の確率が高いでしょう。行きたい食堂やレストランには、現地の会社員の退勤時間(17時から18時頃)よりも前にお店に入ることをオススメします!

 

2. ケーキを買う人が多い?

photo by mayuka

 

韓国の街中でホールケーキを持つ人を見かけたことはないでしょうか?韓国ではケーキ屋さんが多いだけでなく、ベーカリーなどでもホールケーキを販売しており、日本よりもケーキを目にする機会が多いのです。

 

photo by mayuka

 

また韓国では誕生日だけではなく、友人と集まったり、会社でのお祝い事の際にケーキを食べることが多いんですよ。12月31日には家族や友人と新年を祝うためにケーキを買う人が増え、普段よりもホールケーキの箱を持つ人を多く見かけます。筆者も何度かケーキを購入しましたが、売り切れのケーキがたくさんあり、ビックリした記憶があります。

 

3. 年末年始の行事が目白押し!

 

12月31日には鐘路(チョンノ)の普信閣(ポシンガッ)で「除夜の鐘突き」のイベントが行われます。現地の人が多く詰め掛け、新年をお祝いします。また、除夜の鐘突きはソウル以外でも各地で行われています。日本と似ている文化ですよね。

 

 

また、テレビ番組では「歌謡祭」や「演技大賞」など、一年を総まとめするような番組が各局で放送されています。日本の大晦日の代名詞『紅白歌合戦』は赤と白に分かれて競いますが、韓国の大みそかの歌謡祭では青と白に分かれるんですよ。1年に1度の祭典なので、テレビ番組を視聴してみるのも面白いでしょう。

 

4. 大晦日の夜は繁華街が混雑!

 

明洞(ミョンドン)や弘大(ホンデ)などは、新年のカウントダウンをする人たちで大賑わいになります。普段から人の多い観光地ですがさらに人でいっぱいに。お店に入れないことも多いので、早め早めに行動しましょう。筆者は明洞(ミョンドン)で何度か新年を迎えましたが、観光客も韓国人も集まってカウントダウンを行い、大いに盛り上がりました。また年が変わると同時に花火が上がることもあり、日本とはまた違った雰囲気を味わうことができるでしょう。

 

5. 初日の出を見る人も多い!

 

日本と同様に「初日の出」を見る人たちも多く、特にNソウルタワーは大人気。かなり多くの人で賑わいますので、行く予定の人は注意してくださいね。

 

6. 元日は休業のお店も

 

1月1日は祝日のため、一般の会社はお休みになることが多いです。それに合わせてオフィス街に近いお店も休業になることが多いので注意してくださいね!

 

観光スポットは年末年始どうなってる?

 

観光地は年末年始も基本的に普段通りに観光できます景福宮(キョンボックン)やNソウルタワーなど、代表的な観光スポットは1月1日も営業しているので、元日に訪れたい方もご心配なく!マイナーな所に行く以外は特に大きな問題はないと思って大丈夫ですよ◎

 

まとめ

 

いかがでしたか?韓国の年末年始の様子についてご紹介しました。日本と異なり韓国では旧正月が本番なので、年末年始は普段と同じように韓国旅行を楽しめるでしょう。日本とはまた違った韓国ならではこの時期の雰囲気も味わいながら、韓国旅行を楽しんでくださいね!