『おはよう』の挨拶から『おやすみ』まで、韓国のカップルは驚くほど頻繁に連絡を取ると言われています。日本の感覚だと、「少し連絡しすぎかも…?」と思うようなやり取りも、韓国ではごく自然な恋愛の形。そこで今回は、韓国人カップルのメッセージや電話が日常生活の中でどれほど大切な役割を果たしているのか、そしてなぜこんなにも密に連絡を取り合う文化が生まれたのかを深掘りしていきます。韓国の恋愛事情に興味がある方は特に必見です♡

 

 

常に連絡をするのが当たり前!

韓国のカップルにとって、常に連絡を取り合うことは基本中の基本。お互いの生活を共有するため、1日の中で頻繁にやりとりをしています。朝の挨拶、仕事の合間、食事の報告、そして夜の『おやすみ』の言葉まで、連絡が途切れることはほとんどありません。

メッセージの頻度

 

 

日本でのコミュニケーションアプリと言えばLINEですが、韓国ではカカオトークを使ってメッセージを送り合うのが主流。韓国人カップルは朝、目覚めた瞬間に『おはよう』のメッセージを送り合い、その後も仕事や学校の合間を縫って何度もやり取りを続けます。昼食や夕食の報告はもちろん、些細な出来事や今考えていることなどをリアルタイムで共有することが一般的です。

 

メッセージは常にやりとりしているのが常識

例えば、『これ食べたよ!』とランチの写真を送ったり、『今ここにいるよ』と所在地を共有したりと、相手が自分の日常にいるような感覚でメッセージを送り合います。日本では連絡しすぎと思われるような頻度でも、韓国ではむしろ少ないくらいだと言われること。実際、1日に100件以上のメッセージをやりとりするカップルも珍しくありません。中には、10分以上返信がないと「何かあったのかな?」と心配するケースもあるほどです。

 

電話の頻度

 

電話の頻度は人によって多少異なるものの、少なくとも1日1回は声を聞き合う時間を持つカップルが多いようです。特に、夜寝る前の“電話タイム”は定番で、今日あったことや明日の予定を話しながら、一日の終わりを共有する習慣が根付いています。

 

頻繁に電話をかける習慣

電話は、メッセージだけでは伝わりきらない感情のニュアンスや、リアルタイムの反応を共有できるのが魅力。お互いの存在をより身近に感じられるため、頻繁に電話をすることで愛情を深めるカップルが多いのです。

また、短い電話を頻繁にかけることも韓国カップルでは一般的。仕事や学校の休憩時間に『ちょっと声を聞きたかっただけ』と伝えたり、移動中に何気ない話をしたりと、1回の通話時間は短くても回数を重ねることで繋がりを維持します。こうした積極的なコミュニケーションが、韓国カップルの特徴とも言えますね。

 

韓国のカップルがずっと連絡を取るのはなぜ?

韓国のカップルが1日中連絡を取り続ける背景には、韓国ならではの恋愛観や価値観が深く関係しています。また、連絡を取りやすい環境も後押ししていると言えるでしょう。韓国人カップルの密なやりとりの理由を詳しくみていきましょう。

常に相手が何をしているか把握しておきたい

 

韓国人カップルにとって、恋人が今どこで何をしているのかを把握しておくことは、愛情表現の一つとされています。この行動には、相手を気遣いながらも、安心感を得るという目的が含まれています。単なる興味や束縛ではなく、「相手を思う気持ち」が根本にあるのが前提です。

特に韓国では、恋人同士の関係において「密なつながり」を重視する傾向があります。頻繁に連絡を取り合い、お互いの日常を細かく共有することで、相手をより身近に感じることができます。

仕事中でも連絡ができる

 

韓国のカップルが頻繁に連絡を取れる理由の一つは、仕事中や学校にいる間でも連絡が取りやすい環境という点が挙げられます。韓国では、職場や学校での休憩時間や空き時間を利用して恋人と連絡を取ることが一般的に許容されており、こうした環境がカップル間の密なやり取りを叶えています。また、バスや電車などでも大きな声でなければ通話ができるため、恋人に電話をかけたり、恋人からの電話をすぐに取ることができます。外出先でも通話できる場所が多いという点も、カップルたちの連絡頻度が高い理由の一つです。

ただし、どんな職場や環境でも可能というわけではありません。厳しいルールがある職場では連絡頻度が制限される場合もありますが、そのような場合でも「休憩時間に必ず返信する」など、工夫してコミュニケーションを保っています。

 

まとめ

いかがでしたか?韓国人カップルの連絡頻度について詳しくご紹介しました。日本人と比べると連絡頻度が高いのが特徴ですが、その背景には韓国ならではの恋愛観や価値観、環境などがあります。常に相手のことを把握していたい人が多い韓国と、相手の時間も尊重する人が多い日本。お隣の国ですがこうした違いがあるのは面白いですね。



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