冬の韓国旅行では寒さ対策をすることはもちろんのこと、PM2.5にも十分注意が必要です。体内に取り込まないための対策や、肌が敏感な人はできるだけ露出を避けるなど、気を付けたいポイントも様々。この記事ではPM2.5の濃度が上昇しやすい12月~3月の渡韓に役立つ、PM2.5対策方法とオススメのグッズについてご紹介。PM2.5を理解して、冬の韓国をストレスなく楽しみましょう!

 

PM2.5(ミセモンジ)とは?

 

日本では2013年頃から一般的に知られるようになったPM2.5。そもそもPM2.5とは、10マイクロメートル以下の粒子(PM10)よりも小さい粒子のことを指し、PM2.5、PM10、微細ほこりなどの粒子状物質の総称になります。

韓国では「ミセモンジ」と呼ばれ、12月〜3月は特に濃度が上昇するとされています。空気が汚れることからどんよりと曇って見えるのが特徴。人の髪の毛よりもはるかに細い粒子なので、気管支や肺の奥まで到達してしまうことも。持病やぜんそくがある人は特に注意した方が良いでしょう。

軽い症状でも、目のかゆみや鼻水、のどの痛み、くしゃみ、肌荒れと言った症状が出ることがあるので、この時期に韓国旅行を計画している人は大気汚染指数をチェックし、しっかり対策をしておきましょう!

 

韓国滞在中のPM2.5対策

 

現地では、濃度がとても高い日には外出を控えたり、マスクを必ず着用するという方が多くいます。もちろん、日本のように外に洗濯物を干すこともありません。

しかし旅行といえば、ショッピングや食事で外出は必須。そこで旅行中にPM2.5の濃度が高い日があった場合の対策方法を詳しくご紹介します。簡単にできるオススメのPM2.5対策をチェックしていきましょう。

 

1.  外にいる時はマスク必須!

まず必須なのがマスクです。一般的な不織布のマスクの場合、PM2.5ほどの微細な粒子はすり抜けてしまいます。そのため、コロナ禍の時に話題になった韓国発のマスク、「KF94」がオススメ◎

「KF」はKorea Filter(コリアフィルター)、「94」は94%の微細な粒子を防ぐと言う意味で、「N95」という米国の医療現場で使用される高性能マスクと同じ性能があることで有名です。

 

《オススメ韓国アイテム》

▼エアウォッシャー

 

▼エニーガード

 

▼ケアオン

 

 

2. 長袖、メガネ、帽子で完全防備!

外出する際は、肌に粒子が付着しないように長袖や帽子の着用をオススメします。また、目に入ってくる粒子をできるだけ少なくするために、メガネやサングラスといったアイウェアの着用もとても効果がありオススメです。

 

 

 

韓国にはオシャレなアイウェアを扱っている「ブルーエレファント」や「ジェントルモンスター」などのアイウェアブランドがあるので要チェック!

さらに、キャップやビーニーなども韓国ブランドのアイテムを現地調達しながらオシャレにPM2.5対策をするのもいいですね。

 

 

 

3. 手洗い、うがい、歯磨きが大切

PM2.5が手に付着したまま食事をすると、そのまま身体の中に入ってしまうので、手洗いはこまめに行うことをオススメします。また、ホテルに戻った際は手洗いに加えてうがいや歯磨きを!特にに歯磨きは効果的なので、こまめに行うと良いでしょう。

 

《オススメ韓国アイテム》

▼ EUTHYMOL歯磨き粉

 

▼EUTHYMOLトラベル用歯磨きセット

 

4. ホテルの空気清浄機がある場合は必ず使用

PM2.5の濃度が高い日は、外出先からホテルに戻ったらすぐにシャワーで身体や髪の毛を洗い流しましょう。そして、ホテルに空気清浄機がある場合は必ず使用しましょう。ホテル選びの際は、空気清浄機が全室に設置されているかをポイントに選ぶのも良いですね。

 

 

ミセモンジの豆知識

 

韓国では、2015年から「超微細粉塵注意報・警報」制度を導入することで、天気予報のようにその日のミセモンジ(PM2.5)の濃度を知ることができるようになりました。

ソウルのシンボルである「Nソウルタワー」をライトアップはミセモンジの濃度がわかるようにされています。赤、黄色、緑、青の4色で、赤い場合には外出を控えるかマスクなどの対策が必要なことを示しています。

また、ソウル市のホームページでも天気予報と同様にPM2.5濃度を確認できるなど、注意喚起を行っています。ソウルに行く際は、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

まとめ

PM2.5は持病がある方には特に重大な疾患に繋がってしまうリスクのある危険な物質です。そうでない方も肌荒れやアレルギー反応が出ることがあるので、この時期は特にしっかり対策をして韓国を訪れてくださいね!