

韓国旅行の際、時には思いがけず体調を崩してしまうこともありますよね。そんな時、「韓国の病院ってどんな感じ…?」「言葉が通じるか心配…」と何かと不安に感じる方も多いはず。そこで今回は、韓国在住経験のある筆者が病院の利用方法や病院で使える韓国語もご紹介します!
旅行の前に…!
韓国は日本から一番近い国ということもあり、気軽に行けるのがメリットですよね。そのせいか海外旅行保険を利用しない方も多いのですが、筆者は絶対に加入することをオススメします!
ヨーロッパやアメリカよりは医療費が高くなることはありませんが、保険がないと全額自己負担になってしまうため、韓国でもそれなりの費用がかかってしまいます。思いがけない出費に「医療費が気になって残りの旅行を楽しめなかった…」「病院に行くのを我慢して体調がさらに悪くなってしまった…」といったことを避けるために、海外旅行保険には加入しておくのおすすめ◎短期旅行であれば、保険料もそれほど高くありませんよ。
ちなみにクレジットカードに付帯している海外旅行保険もありますが、カバーできる範囲が限られているので、足りない部分だけでもしっかりと補える保険に加入しておきましょう!
韓国で病院にかかるには
日本と同様に総合病院や地域のクリニック、専門病院まで様々な病院があります。特に、美容大国ということもあり美容外科の病院は日本の数倍はあるような印象です。
もし旅行中に体調が悪くなってしまった場合には、総合病院のような大きな病院に行くことをオススメします。大きな病院には日本語に対応しているところもありますし、病院によっては外国人向けのセンターがある場合もありますよ。
また加入した海外旅行保険によっては提携病院があるので、窓口での支払いなしで受診することも可能です(一般的には保険会社に事後請求が多いです)!
予約は不要?
美容外科や歯医者などは予約が必要な場合が多いですが、一般的な病院の場合は予約は必要ありません。そのため体調が悪くなったらそのまま病院に行けばOK。
ただし、外国人向けセンターなどは混み合っている場合もあるため、時間に余裕を持って行くことをオススメします。
韓国の病院の利用方法
韓国の病院も、日本と同じようにまずは受付をします。その後呼ばれるまで待機していましょう。その間に問診票などを書く場合もありますが、病院によって対応が異なるのでスタッフの指示に従ってくださいね。
また身分証の提示を求められる場合が多いので、パスポートの持参をお忘れなく!
診察が終わったら…?
診察が終わったら、受付や会計窓口でお会計をします。韓国はカード社会なので、病院でも支払いは基本的にクレジットカードのみとなります。少額でもクレジットカード払いが可能なので、持参するのを忘れないようにしてくださいね。
また、帰国後に保険料を請求する際には『診断書』、『領収書』などが必須となりますので、捨てずに保管しておいてください!
また処方箋をもらった場合は、薬局で薬をもらわなければなりませんので、忘れずに薬局に行きましょう。
薬局の利用方法について知りたい方はこちら↓↓
コレは知っておきたい!韓国薬局事情と利用方法☆便利な韓国語フレーズも!
病院で使える韓国語一覧!
1. 受付
・초진이에요:チョジニエヨ
→初診です
・진료를 받으러 왔어요:チンリョル パドゥロ ワッソヨ
→診療を受けに来ました
・의료보험증이 없어요:ウィリョポホムチュンイ オプソヨ
→健康保険証はありません
・역권이 있어요:ヨッコォニ イッソヨ
→パスポートがあります
2. 症状を伝えるとき
・목이/배가/머리가/ 아파요:モギ/ペガ/モリガ アッパヨ
→喉が/お腹が/頭が 痛いです
・콧물이/기침이 나요:コンムリ/キチミ ナヨ
→鼻水が/咳が 出ます
・열이 있어요:ヨリ イッソヨ
→熱があります
・어지러워요:オジロウォヨ
→眩暈がします
・속이 안 좋아요:ソギ アン チョアヨ
→気持ちが悪いです
3. その他
・약을 주세요:ヤグル チュセヨ
→薬をください
・알레르기가 있어요:アレルギガ イッソヨ
→アレルギーがあります
・따로 먹는 약이 있어요:タロ モッヌン ヤギ イッソヨ
→別に飲んでいる薬があります
聞き取れると便利な韓国語
1. 医師
・오늘은 어떻게 오셨어요?:オヌルウン オットッケ オショッソヨ?
→今日はどうされましたか?
・언제부터인가요?:オンジェブトインガヨ?
→いつからですか?
・검사를/주사를/채혈을 할게요.:コムサル/チュサル/チェヒョル ハルッケヨ
→検査を/注射を/採血を します
2. その他
・체온(チェオン):体温
・선생님(ソンセンニム):先生(医師のことを言うときも可)
・약(ヤッ):薬
・처방전(チョバンジョン):処方箋
・식전(シッチョン):食前
・식후(シック):食後
病院に行くほどでもない時は…?
病院に行くほどでもないけれど、体調が悪い時というには街中にある薬局に行きましょう。韓国では【薬局】で薬剤師さんからのみ薬を購入することが可能です。オリーブヤングなどの【ヘルス&ビューティーストア】では販売していないので注意してくださいね。
薬剤師さんに症状を伝えれば、適切な薬を販売してくれますよ◎
なお、頭痛薬の定番「EVE」など日本の解熱鎮痛薬が一部、韓国への持ち込みが禁止となりました。(2025年4月)常備薬を持っていく場合には持ち込み禁止の成分が使用されていないかチェックしましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は韓国の病院の利用方法と受診時に使える韓国語についてご紹介しました。
せっかくの旅行で病院にかかるのは避けたいですが、いざという時のために利用方法は覚えておいた方が良いでしょう!旅行に行く際にはぜひこの記事を見直してくださいね。
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